【TOEIC/英会話】英語やり直しは、人生のやり直し
2003年の夏、転機は訪れた。
それまでIT技術者として勤めていた零細派遣会社から取引先の中小企業に転籍したんだ。
まぁ単なる紹介なんだけどね。
がしかし、配属された先のリーダーが当初から俺を快く思っていなかったらしく、入社当日からチーム全員からガン無視だった。
*なんかヘッドハンティングだと思ってたらしい
悪いことに本社勤務ではなく入社初日から出向先勤務でその状態だったので、五里霧中の四面楚歌で新しい会社生活がスタートしたのだ。
その時齢33歳・・しかも勤務地と住居が長野県の最果ての地・・
公私共に暗闇のドン底
そんなある日、一人途方に暮れて膝を抱える俺の視界に入ってきた一冊の本
それがあの懐かしの「アメリカ口語教本」(確か色は赤かった)
「とりあえず3年頑張ってみっか」
今まで英語なんて興味なかった俺がなぜかそんな風に考えたんだ。
*今でも本当に不思議
あの時、新しい職場に暖かかく迎えられていたら・・
あの時、本屋に寄り道しなかったら・・・
あの時、「アメリカ口語教本」の赤い表紙が目に入ってこなかったら・・
人生って本当に不思議
そして孤独を愛して過ごした2年後にTOEICなるものを初受験する。
結果は555点
「へーこんなもんなのね」
しかしいいおっさんの点としては履歴書にも書けず、そのまま机の引き出しの奥に文字道理の「お蔵入り」
ちょうどそのころ職場も我慢の限界を迎えて自主退社しました。
35歳での転職・・正直自暴自棄でした。
だけど目をつむると、不思議と遥か遠くに小さい光が見えた
もうそこに向かうしか道はなかった。
道なんかなかった。暗い海の底をその光に向かってひたすら進み続けた。
そう、それが英語学習という道なき道だったのだ。
そんなこんなで迎えた2008年のリーマンショック、ちょっとラグがあって2009年に失業・・・ハロワの階段の踊り場で途方に暮れる39歳の俺が間違いなくそこに居た。
TOEIC630点・・派遣とかにエントリーしても3分以内にお祈りメール
問い合わせてみれば、募集かけるとその日の午前だけで300件以上の問い合わせあるとか。しかもみんなTOEIC800点以上の人ばかりと言われてしまう。
「そら630点なんて門前にもたどり着けんわけだ」
さて困った
とりあえず失業保険やらなんやらで1年は生きながらえる
それで駄目ならあきらめよーや
ということで文字道理死ぬ気で勉強・勉強・月月火水木金金
目指せ東大の勢いでガリ勉君に大変身
そしてつかんだ700点、滑り込みセーフで派遣の仕事をゲットし
奇跡的に社会人復活
あの時は振り向けばネットカフェだったわ
でまあその後地道にガリガリ勉々で2013年、記念すべき10周年で830点ゲット!
そこからかな、自分自身も回りの目も変わってきた。
それは人生が変わった瞬間だったよ。
とまあ、挨拶代わりにツラツラと書きました。
今後は実際の英語関連の記事を書くので、良かったら読んでみてね