■日本語と英語では文型が違います。と言うことは文型を理解すると・・・
まずはいつもの5文型
型 | 例文 | 訳 |
SV型 | Birds fly. | 鳥は飛ぶ |
SVC型 | Mary became a teacher. | メアリーは教師になった |
SVO型 | I've lost my key | 私は鍵をなくした |
SVOO型 | She gave me the boor. He built himself a new house. |
彼女は私にその本をくれた 彼は自分の家を建てた |
SVOC型 | They call him Jack. | みんなは彼の事をジャックと呼んでいる |
はい、SV型ですね
S: He
V: lives
ここで in New York は動詞 live を修飾しています。
※He lives の節全体を修飾するとも見れますが・・・まぁ置いといて
SとVで文が完成と言うのであれば
He lives. でも良いことになります。
しかし、こんな疑問文があったとしたらどうでしょう?
Where does he live?
この場合、 He lives. (SV型)では回答になりません
と言うことは、文章として成り立っていないということです。
回答文としては He lives in New York.
と太字の部分(副詞句)が必要になります。
この文型を SVA型と言います。
このAは「義務的副詞句」と言って、その名の通りこれが無いと文が成立しません(回答文として)
学校で習った5文型・・・間違いではないですが、実はそれだけでは不十分なんです。
と言うことで、必要な文型を追加して学習しましょう。
8文型
ここでクイズです
次の文章の文型は何でしょうか?
- I am in the garden.
- I am fond of dogs.
- Jim put his toys in the box.
答えは
- SVA型
- SVCA型
- SVOA型
ここで見慣れないAと言うのが出てききました。
これが「義務的副詞句」と言って、これが無いと文として成立しません。
Where are you? という質問に対しては
I am in the garden.---> SVA型
I am interested...(SVC型)では「何に」興味があるのかわかりません。
I am interested in baseball.---> SVCA型
Where did you park your car? と言う質問には
I parked it in the park. ---> SVOA型
といいったようにA(義務的副詞句)が無いと会話としてやり取りができませんね。
1項形容詞と2項形容詞
形容詞には必要な項が1つの「1項形容詞」と2つ必要な「2項形容詞」があります。
- 1項形容詞
- I am happy.
- John is tall.
- 2項形容詞
- I am afraid of snakes.
- I was aware that she was trembling.
SVCA型のAはこの2項形容詞の2番目の項になります。
同じく動詞にも必要となる項の数により以下の分類となります。
- 1項動詞
- The sun rose.
- 2項動詞
- I like apples.
- Mary is here.
- 3項動詞
- Bill gave Sally a book.
- He put the key in his pocket.
NOTE
進行形の be ~ingや、 be able to 、 have to do なども動詞とみなされ(準動詞と言う)、文型の要素と考えます。
I am running. ----> SV型
I have to speak English. ----> SVO型